日本では帝国ホテルのサービスアパートメントユースが話題になっていますね。
ドバイにもサービスアパートメントがたくさんありますが、日本とは少し事情が違う点もあります。私はこれまでドバイのホテル、サービスアパートメント、賃貸アパートメントなど色々滞在してきましたが、もしあなたがドバイで長期滞在するならサービスアパートメントはとてもおすすです。なぜなら、ホテルのサービスを利用しつつ自由に暮らせる、つまりホテルと賃貸のハイブリッド型だからです。
では、そのメリットをドバイ的視点で書いてみたいと思います。
目次
- ホテルのサービスが利用できる
- 部屋が広い
- 宿泊者の自由がある
- 家具がついているので入居、引越しがラク
- 光熱費、WiFiが無料で契約要らず
- 何かあったときの24時間体制
- 駐車場が無料
- 経済的で合理的
- まとめ
ホテルのサービスが利用できる
ホテルのサービスアパートメントの場合、施設(ジム、プール、サウナなど)が無料で利用でき、清掃も週2−3回で受けられるほかコンシェルジュ、ビジネスセンターなども利用可能。また、ホテルのレストランやバー、ランドリーも割引(25%ー30%)で受けられます。
ホテルは設備が充実
賃貸のアパートメントでもジムやプールは標準としてついていますが、一般的に設備が簡素で、機材も少なかったりします。その点、ホテルの方が充実度は高めです。
部屋が広い
ドバイの客室は、広め。
サービスアパートメントは、スタジオタイプで45〜50平米、1ベッドルームでは、50〜90平米あります。スタジオタイプでも大人ふたりが住むのに十分ですし、1ベッドルームは日本人ならちょっと広く感じるかもしれません。
レイアウトや家具をチェックしよう
サービスアパートメントは家具付きですが、家具のデザインやレイアウトなどによって部屋の広さが感覚的に変わってきますので、入居前にチェックしましょう。
宿泊者の自由がある
ホテルでは、好きな時に好きなものが食べられない不自由さもあります。ルームサービスやランドリーを頼むなら電話をし、受け取るまでも一定時間がかかります。ごみ収集や清掃も時間はまちまちで、急ぐ時でも電話をし、待たなければなりません。
好きな時にできる
キッチンや洗濯機がついているサービスアパートメントなら、好きなように自炊ができたり、食料品も冷蔵庫にちゃんと保存できるし、お洗濯も好きな時にできます。ちなみに、ホテルのランドリーでは、時々紛失が起きたり、衣類が縮んだりすることもあるので要注意。
なお、ドバイでは食事に関するサブスクはありません。
家具がついているので入居、引越しがラク
サービスアパートメントには一通りの家具がついているので、入居時に生活に必要なものを買い揃える必要がありませんし、引越し時も手間がかかりません。
アパートメントにもよりますが、調理器具から食器、冷蔵庫、オーブン、マイクロウェーブ、トースター、アイロン、ランドリーハンガー、リネン、湯沸かし器、コーヒーメーカー、掃除機、書斎デスク、ソファ、照明器具などほとんどのものが揃っています。
最新の設備で快適
最近の設備では、食洗機や乾燥機がついているところもあります。足りないものはホテルで用意してくれることもありますし、個人的にほつようなものは買い足すこともできます。
光熱費、WiFiが無料で契約要らず
入居した当日からWiFiが使えるので便利ですし、光熱費も全て無料です。また、ホテルのサービスアパートメントではWiFiのカバー領域が広いので、ホテルのどこにいてもネットが使えます。
個人契約した場合
一般のアパートメントの中には個人契約が必要な物件もありますが、インストールまでに時間がかかったり、手続きの書類など契約時の煩雑さがあります。
最近は、賃貸アパートメントを家具付きで観光用に売り出している物件があり、光熱費、WiFiが含まれているものがあります。
何かあったときの24時間体制
ホテルのサービスアパートメントは24時間です。
万が一、事故が起こったり、困った時、ヘルプが欲しい時など電話一本でレセプションに連絡できるので安心です。また、荷物の受け取りも代わりにしてもらえるので助かります。
賃貸の警備員
一般のアパートメントでは警備員は駐在していますが、コンシェルジュのようなサービスはしてくれません。
駐車場が無料
駐車場代は物件の契約に含まれているという考え方なので、ドバイの全ての宿泊施設、アパートメントでは無料になります。多くの物件は、地下駐車場やビル内に設置してあるのでアクセスが簡単ですし、ドバイの強い日差しに晒される心配もありません。
部屋のサイズで台数が決まる
駐車場スペースは部屋のサイズによって決まっており、スタジオタイプや1ベッドルームは1台スペース、2ベッドルーム以上は2台スペースというのが標準です。
経済的で合理的
先述したように、サービスアパートメントは"ホテルのサービスを利用しつつ、宿泊者の自由もある"というホテルと一般のアパートメントとのハイブリッド型。清掃やタオル、リネン交換などにかかる経費や時間を節約でき、なおかつ自炊によって食費も抑えられます(ドバイは外食代が高いため)。
より安く滞在するには
値段は、賃貸アパートメントよりは割高感はありますが、いろんな価値やサービスがついているので妥当とも言えます。ドバイでは、エリアや時期、滞在の長短によって価格が変動しますが、閑散期(3月〜9月)の間に長期契約すると繁忙期でも最低価格をロックできます。
まとめ
このように、ホテルに長期滞在するより自由が広がるのがホテルアパートメント。
そして、ドバイではエリア、立地、サービスの有無、施設のデザインや部屋の広さ、眺望など選択肢が多いのも特徴です。
きっと快適で住み心地の良い物件が見つかると思います!