ドバイここだけの話

2023年4月からストックホルムに滞在中。ドバイのほか世界を移動する楽しさ、苦労についても書こうと思っています。

ドバイで車を運転する方法とドバイ免許証への切り替え6選

ドバイに住むなら、車は必需品です。

なぜなら、近年のドバイのインフラはとても発展してきていますが、まだまだ全市内を網羅しているとは言い難いからです。市内の繁華街であればメトロやバス、タクシーを使えば問題ありませんが、内陸部や市内でもアクセスの悪いエリアが多くあります。タクシーはどこでも拾うことは可能ですが、ラッシュ時になるとタクシーが捕まりにくかったり待ち時間も出てきます。

次に、ドバイの夏はとても暑く、その時期が長いのが難点。しかし車があれば、炎天下の中で公共交通機関まで移動せずに、移動距離も少なくて済みます。ドバイでは車が比較的安く買うことができ、ガソリン代も値上がりしたとはいえ、まだまだ安いと言えるでしょう。そして、意外に知らない人もいますが、ドバイから足を伸ばして他州へ行ったり、現地のドライブで自然を満喫することだってできるんですよ。

では、どうやって車を運転したり、免許証を切り替えることができるのか見てみましょう。

 

 

 

 

6:車を購入する

新車を購入するなら正規販売店ですが、中古車ならドバイでは大手の売買サイトDubizzleもおすすめです。正規販売店では、いろいろなオファーがあり、特にラマダン(断食時)の前後には大きな販促があり、割引が受けられます。また、点検サービスが3年間無料などのサービスも含まれています。

中古車サイトでは、中古車販売店のほか、個人オーナーも広告を出しています。気をつけることは、車両登録がされていないとか整備記録がないなど怪しい?個体もありますので、整備手帳や正規店での点検が記されているものがあるか確認しましょう。気になる個体の状況をチェックしたい場合は、RTA(ドバイ交通局)や販売店でもできますが、費用は自己負担(RTAでは約8000円程度、販売店では〜数万円)。

私は今まで中古車購入をしたことがありますが、中古車数はたくさんあれど、車の管理がしっかりされていない場合が多いです。もちろん新古車なら比較的問題ないかと思いますが、古い個体では値段や車種が魅力でも整備手帳すらないので、コンデイションが良いか悪いかを判断することが難しいです。なので、必ず定期点検記録があり、オーナーが明確で車の状況を知ることができる場合に購入を決めています。

 

5:購入後の車両登録

購入が決まったら、あなたの名前での車両登録をします。車両登録には、あなたがドバイのレジデンスビザ(パスポートに添付)を持っていて、エミレーツIDという身分証明証が必要です。

新車購入なら、正規販売店が購入時サービスとして行ってくれますが、中古車では自分でやるのが基本(もちろん代行サービスもあり)で、手続きは簡単なので安心しましょう。

まず事前に車両保険に入った後(保険会社は多数ありますが、数軒当たって妥当な金額の会社を選べば良いでしょう)、近くのRTA(Tasheel)という交通局で車両検査を行い、登録証明証や車両登録カードを発行してもらうとナンバープレートがもらえます。

ナンバープレートは、日本のような四角いサイズか細長いものが選べ、その場で発行してくれます。ラグジュアリープレートと呼ばれるものもあり、これはさらに小型になっており、フロントバンパーに止めねじなしでつけることができます。

費用は、およそ4000円程度(ラグジュアリープレートは別途18000円)。

ナンバープレートの番号は、ランダムに与えられた数字になりますが、有料で好みの数字やオークションなどから選ぶ事もできます(ドバイのナンバープレートオークションは高額なものがり有名ですね)。

プレートの取り付けは、その場でやってくれます。

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4:レンタカー

もし、レジデンスビザの取得前や観光ビザでのステイで車に乗るならレンタカーがおすすめ。

ドバイにはレンタカー会社がとてもたくさんあり、値段もリーズナブルでアプリから簡単に予約できるものがほとんどです。ドバイでは日本車が人気で、三菱、トヨタ、日産といったメーカーが多く、日本では販売されていない車種も選ぶことができます。

デリバリー、ピックアップのサービスを選べば、あなたの滞在先まで運んでもらい、返却することができるのでとても便利です。

 

3:カーシェアリング

RTA(ドバイ交通局)が運営しているU-Driveというカーシェアリング・サービス。

必要な時だけ乗れて短時間でも借りれるサービスです。専用アプリをダウンロードして登録し、近くにある車を予約すればすぐに利用ができます。チャージは分単位で精算されるので、必要な時だけ使えばレンタカーよりコストが抑えられるかもしれません。公共交通機関やタクシーを合わせてうまく利用しましょう。

 

2:ドバイ免許証への切り替え

レジデンスビザの取得以前や観光ビザなら、日本で発行された国際免許証が有効ですが、レンタカーの場合、日本の運転免許証のままでも良い場合もあります。

レジデンスビザを取得したら、ドバイの免許証に切り替えることが必要です。日本の免許証では翻訳証明証を添付することが必須なので、ドバイの在日本総領事館に問い合わせましょう。

必要書類が揃ったら、視力検査を行い(市内の免許証用の視力検査が可能なメガネショップでも可能、そのほか免許申請する警察署General Department of trafficでも可能)、RTAでオンライン申請のほか、警察署でも申請できます。

ドバイの免許証は、5年間有効(私が取得した頃は10年でした!)。

 

1:ドバイの道路について

まず、ドバイはハンドルは左。日本とは逆です。

初めて運転する場合は緊張するかもしれませんが、慣れるしかありません。ドバイの道路はきれいで道幅が広く、対向車線がある道路も少ないので運転はしやすいです。しかし、高速道路が多く、渋滞も多発、スピードが速く、マナーが悪いドライバーも多いため運転には十分注意が必要です。また、日本の道路と違うルール(例えば左折は信号に関係なく走ることができたり、ロータリーが多数あったり、何車線もある高速道路)があります。これは欧米の道路にはよくあるルールですが、慣れるまでは周りの車を見ながらゆっくり走って覚えましょう。

 

さいごに

車は、単に移動手段だけではなく、乗ることによって経験も広がるものです。

私は海外生活を初めてしばらく車のない生活が続いたため、ペーパードライバー歴が長くなってしまったのですが、ドバイに来て運転を再開。ハンドルは左だし、ドバイは交通量も多いので、初めはかなりナーバスになったりしました。でも、近場から走って道を覚えてくると慣れてくるものです。生活するには限られた交通手段を使うより、いろんな景色や道も覚えることができるので、ドバイの街がより深く理解できるようになるメリットもあるのです。

あなたもぜひドバイを走ってみてください、応援しています!

 

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