ドバイここだけの話

2023年4月からストックホルムに滞在中。ドバイ情報だけでなく現地情報や世界を移動する楽しさ、苦労についても書こうと思っています。

【ドバイ】酒税が30%!ドバイのお酒事情と安く飲めるオススメの方法

 

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ドバイはイスラム国ですが、お酒が飲めます。

湾岸諸国でも、お隣のサウジアラビアカタールのように禁酒国があるかと思えばバーレーンオマーンはドバイのように飲酒が合法とする国があり、事情は異なります。

ドバイではお酒が飲めると言いましたが、日本のようにどこでも飲めてどこでも購入できるわけではありません。特定のリカーショップでしか買えなかったり、特定の場所(大型ホテルのレストランやバーやライセンスがある飲食店)でしか飲めないという制約があるのです。

さらに、ドバイのお酒の値段はとても高いです。酒税がなんと30%!レストランやバーで飲めば、ビール一杯1500円くらいしますし、ボトルのワインが最低でも1000円くらい。

お酒は飲めても、お酒好きの方には優しくないドバイですね(笑)。

 

でも、そんなドバイで少しでも経済的にお酒を飲むことはできるんです。

どんな方法があるのかご紹介しましょう。

 

 

 

目次

 

 

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購入方法

ドバイに住む人がアルコールを購入するには、はアルコールライセンス(購入許可証)が必要です。その場合、ライセンスの申請は近くのリカーショップへ行き、登録するだけ。申請費用は約6000円程度で、10日〜14日程度で取得できます(申請期間中でもパスポートがあれば購入可)。スマホにメッセージが届いたら、申請したお店まで取りに行きます。最近では、観光客でもパスポートがあれば自由に購入できるようになりました。

 

購入できる店舗

ドバイでお酒が購入できるお店は、3店舗のみ。MMI(エム・エム・アイ)とEastern&African(イースタン&アフリカン)、The cellars(ザ・セラーズ)。

ショッピングモールに入ってる場合や他の商業施設に入っていますが、店舗数が多くないので購入したいときは事前にロケーションをチェックしておきましょう。

 

リカーショップで買う

レストランやバーの飲食でお酒を飲むととても高いです。

ドバイには所得税なるものはありませんが、外食ではVATや酒税、観光税、自治税などが加算されていきあっという間にお勘定は高額。あの税金の高いスウェーデンより高いと思ってしまうのはこの私です(笑)。

 

リカーショップの販促

リカーショップではいつも販促が行われていますので、好みのお酒があれば利用しましょう。通常は、25−30%割引程度ですが、50%程度のディスカウントもあります。ワイン好きの方は、ボックス型(2−3l)、ボトルなら2本分で1本無料などといったオファーもあります。ビールは、6本や1ケース(24個)での割引がメインです。

 

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ハッピーアワー

ドバイのバーやレストランで飲酒をする場合は高いのですが、ハッピーアワーが利用すればお得になります。ハッピーアワーとはお酒の割引がある時間。

時間帯はお店によりますので事前にチェックをしましょう。多くは平日の1:00pm-8:00pmといった時間帯に対象となりますが、50%はお得ですよね?(実際は、税金がかかりますので40%オフ程度)。

 

フライデーブランチ

ドバイでは、金曜日にはフライデーブランチ、フライデー・イブニング・ブランチもあります。ハウスドリンク込みを選べば、アルコールが飲み放題。

ちょっとお友達や家族といっしょに楽しめてお酒好きにはおすすめ。

 

 

他州で買う

アラブ首長国連邦UAE)には7つの州がありますが、ドバイではお酒が高くても他州では安いという事実があります。他州とは、例えばシャルジャ、アジマン、フジャイラ、ラス・アル・ハイマなど。

ちなみに他州ではお酒だけでなく住宅費なども安かったりしますので、ドバイで働いている人の中には、他州に住んで通っている人もいるのですよ。

 

車が便利

他州まで出かけるとなると車が便利です。レンタカーや自家用車のある方にはおすすめです。

シャルジャはドバイのすぐ隣で近いですが、フジャイラやラス・アル・ハイマなどはドバイから1時間半ほどでちょっとしたドライブが楽しめます。ドライブの帰りにちょっと寄って購入するのもいいですね。

 

 

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空港の免税店で買う

旅行や出張に出かけた場合、到着ターミナルで免税品が買えるのがドバイ。スーツケースをピックアップして、ターミナルを出る前のところにお店があります。お酒だけでなく化粧品や食品、お土産類なども売っています。

ただし、値段はそれほど安くはありません。市内のリカーショップの販促と同じくらいでしょうか。

 

4リットルまで

到着ターミナルで購入できるお酒はひとり4リットルまでという規定があります。

例えば、750mlのワインボトルなら5本までという感じですね(パスポートを提示すれば誰でも購入可)。ホテルや自宅の近くにリカーショップがないとか、ホテルや自宅に直行してお酒が飲みたい方はここで購入すると便利です。

 

 

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まとめ

日本や他の国に比べてちょっとした制限や不便さはありますが、合理的に飲酒をすれば気にならないと思います。

また、たまには夜景の見えるおしゃれなバーやレストランでお酒を飲むのもドバイらしい気分も味わえるので、ハッピーアワーを利用してぜひ行ってみてください。

 

ちなみに、日本のお酒も店頭に並ぶようになってきましたが、ビールやウイスキーがほとんど。ビールの銘柄は「アサヒ」「キリン」ですが、日本産ではなくイギリス産。ウイスキーは日本産ですが高額です。欧米銘柄は割と揃っていると思います。が、スウェーデンに比べると品揃えは少ない・・・。