ドバイここだけの話

2023年4月からストックホルムに滞在中。ドバイ情報だけでなく現地情報や世界を移動する楽しさ、苦労についても書こうと思っています。

【ドバイ】オールド・ドバイを散策

ドバイは、ドバイ・クリークという入江を挟んで、

デイラ(Deira側)とバール・ドバイ(Bur Dubai)側に分かれています。

 

 

バール・ドバイは、

世界一のタワー、ブルジュ・カリファがあったり、世界一のドバイモールがあったり、

ビジネスの中心であり、開発がめざましい地区です。

 

 

一方、

デイラ地区というのは、ドバイの原点であり、ドバイの歴史と下町っぽい人々の生活が垣間見える場所。

 

そんなオールド・ドバイを散策してみましょう。

 

 

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(デイラの街並み)

 

バール・ドバイに比べると廃れた感じはしますが、

古い街並みが残ったままで

パキスタン人やインド人、アラブ人が経営する飲食店や

商店がたくさん並んでいます。

 

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実はこの辺りのお店は、

バールドバイに比べて安いんです。

男性の理髪店が600円(バールドバイでは3600円)とか

ランチが1000円(バールドバイでは2000−3000円)とか。

 

商品が所狭しとならび、お宝探しのような

ディスカウントショップもたくさんあって、

生活に関する全てのものが揃うのですよ。

 

 

 

 

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(船着場にたむろする野良猫)

 

クリークで釣りをする人たちもいます。

野良猫は、今日のご飯を狙っているのでしょうか。

 

ドバイの野良猫は、

ドバイを去っていく外国人たちが残していったのか

以前は飼い猫だったようで

突然家をなくしても、

どこかの誰かが餌を与え、猫たちを救っているのです。

 

 

 

 

 

ドバイの人は、

アブラ(Abra)と呼ばれる伝統的な渡し船

クリーク(入江)を行き来しています。

 

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ゆっくり入江を渡るアブラには

古い時間が流れているかのよう。

 

 

アブラは、ドバイ交通局によって運営されていて

ちゃんとした交通手段になっているんですよ。

 

ここから対岸のバスタキア歴史地区へ行こともできます。

片道60円、10分程度で対岸へ着きます。

 

 

 

 

この乗り場からすぐのところにスークがあります。

スークとは「市場」、「マーケット」の意味。

 

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(ゴールド・スーク)

 

ゴールドの明かりが溢れています。

豪華なネックレスのデザインは

あり得ないほどのボリューム。

 

 

そして値段は交渉次第。

いくらで買いたいか、いくらでないと買わないか。

それがスークなのです。

 

 

 

 

デイラ地区は、エリア自体が博物館みたいな感じで

インドからヨーロッパへの貿易都市として栄えていた名残や

外国人労働者がドバイで商売をするようになった様子が伺えます。

 

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(スパイス・スークにて)

 

 

ドバイの人は、挨拶がわりに

「あなたはどの国から来たの?」とよく聞いてきます。

 

外国人が多いドバイなので

国のことから話題が始まるのです。

 

 

 

 

ブルジ・カリファのタワーから

火を吹く花火が上がっているかと思えば、

デイラの船着場では、漁師が捕獲網をせっせと繕っている・・

 

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そんなコントラストもドバイっぽいのです。

もちろん、この漁師さん達は外国人なのですけど。

 

 

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(漁船に積まれた魚)

 

これは、ドバイの街で売られるのです。

デイラには、生鮮市場があり

そこでたくさんの魚、肉、野菜、果物、ナッツが売られています。

 

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(デイラの船着場から見る夕暮れ)

 

デイラ側のアブラの乗船場界隈は、

観光客にはあまり知られていない場所ですが

ドバイのルーツを体感するには

おすすめの場所です。

 

 

場所は、

ラディソン ブルー ホテル ドバイクリークの前の

バニヤスストリートを渡ったところです。